療術用語集
療術を学ぶ際、さまざまな療術用語と関わります。よく使用される用語をご紹介いたしますので、コース選びなどにご活用ください。
【ア】
アロマテラピー
植物より抽出した精油(アロマオイル)を使い、手技によって心身を深い癒しに導く芳香療法です。植物療法の一部です。
運動医療
体力学やトレーニング学を基礎に、個々の体力と能力の科学的測定評価をおこない、身体の状況に合わせた運動プログラムを処方する医療法です。
オステオパシー
人間の持つ自然治癒力を充分に活かして、体が本来持っている機能をとりもどし、健康に導く療法です。症状の根本解決を望む方に適した療法です。
代表的な二つの療法として、ストレイン・カウンターストレイン療法と、クラニオ・セイクラルセラピーがあります。
【カ】
カイロプラクティック
骨盤、脊柱、四肢の機能障害が病気を誘発するという観点から、身体の歪みを調整することで身体の状況を改善する技法です。
漢方学
中国医学から端を発し、江戸時代に日本独自の理論に体系化されたものが漢方学です。四診(望・聞・問・切)により身体の状態を把握し「証」とし診断します。
治療方法としては、湯液(漢方薬)や鍼灸、按摩、気功などがあります。
気功
伝統の思想と歴史が生んだ生命エネルギー「気」。これを高めることで、自らの心身の健康を維持増進させる技法です。
【サ】
植物療法
病気の予防や身体の不調、皮膚のトラブルなどに、ハーブの薬効成分で対処する療法。アロマテラピーなどが代表的です。
食養生
病の予防、健康維持、体質改善などのために、体質に応じた食生活に変化させることです。漢方学の一部になります。
心理療法
精神の回復・維持・増進はもとより、心身一如の視点から人間を全体的に捉え、心の不調を整える療法です。
スポーツコンディショニング
身体の動きの特異性を活用して、身体機能の向上を図るコンディショニングです。身体をうまく機能させるための調整を意味します。
整体
身体のバランスが崩れて発生するさまざまな身体の状況に対し、人の手で「筋肉」をほぐし、骨を調整して身体の歪みを改善する技法です。
西洋医学
ウイルスや細菌といった発病物質や細胞や組織、臓器の病理変化に基づいて病名を決定し、その病名に合った治療を施すものです。
測定値や検査を重視し、薬によって症状を抑えたり、悪い部分を取り除いたりします。
【タ】
統合医学
西洋医学に、アーユルヴェーダ、中国医学、ホメオパシーなどの代替療法を結びつけた、予防医学的視点に立った医学です。
東洋医学
東洋医学は、古代中国の哲学思想「陰陽五行説」を基礎にした医学体系です。病気は身体の「陰」と「陽」のバランスの乱れた結果であり、全体のバランスを整えることで健康が維持されると考えます。中国医学の四診という方法で、患者の体質や病状、舌、脈、体臭などを詳しく観察して病気の原因を探り、弁証という方法で証を決め処方を決定します。
【ナ】
【ハ】
フィジカルトレーニング
東京療術学院では、身体能力や総合的な体力のことを指します。走る、ジャンプする、ターンするなど、動きの活動で不可欠な要素です。
フィトテラピー
ハーブをはじめとする植物の持つ薬効成分を、病気の予防などに役立てようとするもの。植物療法の一部です。
物理療法
熱や水、光、電気などの物理的なエネルギーを人体に応用し、身体のバランスを整えたり、リラックスの目的で利用する療法です。
フラワーレメディー
植物療法の一種。さまざまな花が持っているエネルギーを使って、人間の心の安定と深い癒しをもたらすための技法です。
【マ】
【ヤ】
【ラ】
リフレクソロジー
足に特化した療法です。足の特定部位を刺激することによって、自然治癒力を高めます。深いリラクゼーションを与えられるとして高い評価を得ています。
療術
東京療術学院では、東洋医学や西洋医学、近年注目を浴びているホリスティック医学など、あらゆる分野の“癒し”を融合させた複合的な施療理論のことを療術としています。
【ワ・ン】
【A〜Z】
PNF整体
PNFは内臓に分布する内受容性感覚器と、皮膚に分布する外受容性感覚器、筋腱に分布する固有受容性感覚器の3つに大別される感覚器を刺激する運動療法です。